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50歳+ この歳にして思うこと。

私が学生時代、その頃50歳ぐらいだった恩師が
「20代に戻りたいとは思わないけど、戻れるなら30代に戻りたい」
とおっしゃったのを、自分自身が50歳過ぎてから時々思い出す。
御自分にも、人(生徒)にもとても厳しい方だった。
今、50代も半ばに突入しようとしている自分はどうなのか?

はっきり言って50歳ともなると、更年期を経験しながら調子が悪くて
"もう歌えるのはいつまでかなぁ~"と弱音を吐いた時期もあった。
なかなか若い頃のように「えい!!」
と気合いを入れるだけでは身体がついていかない。
コンディションを整えるのが本当に難しくなってきた。

そのなかで、一年ほど前からヨガを始めた。
テレビで見た"空中ヨガ"がきっかけで、ヨガスタジオに行き、結局はそれでなく"ホットヨガ"というものを。
体質のせいかコレステロール値が高くて ”何か運動をしなければ!” と
プールや体操やジムに行ってみたがなかなか続かず、あきらめかけていたのだが、
やっと自分に合いそうなものに出会えた感じで、 忙しい中なんとか月4回こなしている。

ヨガは呼吸法に関連していて、歌を歌うのにとても繋がってくる気がする。
自分の発声だけでなく、コーラス指導にも少しずつ取り入れてみた。
それがまた、メンバーの発声にも良い方向性をもたらしている気がする。
新しい発見!?
今にしてか?とも思わないでもないが…

実は去年、初めてDコーラスで参加したママさんコーラスの会で大きな打撃を受けた。
『場違いなところへきてしまった。
私たちの求めているものはこれではない。
みんなが楽しく歌うことが大切なんだから』
とメンバーの声を聞きながら
確かにそうかもしれない。
でもそれを踏まえた上で、出来ればまた挑戦していきたいと思う。
自分達に足りないものが見えたからには逃げないで克服していかなくては。
同じ50歳前後を中心にしたメンバー
打撃を受けたからこそ、見えてきたものが発展に繋がっていくのではないか。

30歳代に戻りたいかと聞かれれば戻りたくない訳ではないが、私は今の50歳代を後悔無いよう生きていたい。
50歳代でも60歳でもまだまだ、こうして発展していける可能性は若い人とは変わらないはず。
そう信じて、それを証明するために音楽をやっていきたいと思う。

今年のピアーチェの夏のコンサートは
ヴェルディーのオペラ『椿姫』を取り上げることになった。
4年前のことを思うと逃げたくなりそうだが、
『今の私だから出来ること』
を見つめながら、お客様にこのオペラの魅力をお伝えして「是非、椿姫というオペラを全曲観てみたい」と思っていただけるようなステージを作っていきたい。



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